うさ記録

エンタメと学びなど

「集中力がなくて家で映画見れない問題」を解決する方法

「集中力がなくて家で映画見れない問題」が解決したので、ブログを書きます。

 

 

いきさつ(飛ばしてもOK)

私は家でじっとしながら何か映像をみるのが壊滅的に苦手で、サブスクへの課金がほぼほぼ意味を成していないタイプの人間でした。またスカイステージ(宝塚歌劇の映像を流すCSのチャンネル)の録画も溜まっていく一方で、ほぼ観られていませんでした。劇場や映画館のような集中せざるを得ない環境でないと集中できないのです……。

ある日ゲームの簡単な操作(FGOの種火周回など)をしながらなら家で映像を観れることに気づきました。しかしゲームのAPやAP回復アイテムは有限なので別の手を考えたい。そこで「手で何かを触りながら映像を観れば集中できるのでは?」という仮説を立て、何かいいアイテムがないか探してみました。

 

 

フィジェットリングがおすすめ!

ハンドスピナーのような手で触って気を紛らわせるアイテム」を探した結果、「フィジェットリング」というよさそうなアイテムを発見しました。

別にこれでなくても構いません。「フィジェット」で検索するといろんなアイテムが出てくるので、自分に合いそうなものを選んでください。ハンドスピナーでもそれが合うならいいと思います。

結果としては大正解でした。何もせずに映像を観ようとすると『PUIPUIモルカー』すら1話観るのが精一杯だった状態が、これを触りながらだと『万聖街』をまとめて観れる状態にまでなりました。やったー!

おそらく自覚があるほどではないし他人に指摘されるほどでもないですが私には多動傾向があったのだと思います。それゆえに家でじっとしていられなかったのですが、これを使うとかなり家で落ち着いて過ごせるようになりました。

また「ついスマホを見てしまうから家で集中して映画を観れない」というタイプの方にも効く気がしています。

 

まとめ

これで問題が解決したのでこれからは家でもたくさん映画や録画したスカステをたくさん観ようと思います。わーい。なんとなく集中できなくて困っている方はぜひフィジェットリングを試してみてください。

 

 

宙組『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』初日の感想

宙組公演の初日を観てきたので、感想を書きます。主に山吹ひばりちゃんの話です。ネタバレを含みます。

 


山吹ひばりちゃんのゾロイダがかわいそうでかわいかった話


お芝居の山吹ひばりちゃんはゾロイダという主人公(ジョゼフ、芹香さん)に横恋慕する役どころなのですが、とにかく報われなくてかわいそうで、でもすごく健気でかわいかったです。
田渕先生はかわいそかわいい萌えなのか?
ひばりちゃんのお芝居が大好きなのですが、一瞬一瞬の表情から伝わってくる言葉にしづらい感情のニュアンスが今回もめちゃくちゃよかったです。大逆裁みたいなキャラもののお芝居も人間味の強いお芝居もどっちも似合っててすごい。
そしてシンプルにかわいい。最初の紫のお衣装マジで助かりました。ありがとうございます。赤いお衣装も似合ってる。
特にジョゼフにビンタされるところがすごいかわいそうかつ田渕先生のかわいそかわいい萌えを感じたのですが私の気のせいかもしれないしそうじゃないかもしれません。


ショーの山吹ひばりちゃんが大活躍だった話


宙組の大劇場の本公演はハイカプぶりだったのですが、(ボンド本公演観れなかったから)、「え⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️たった1年ぐらいでそんなに躍進する⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️」という気持ちになる活躍ぶりでした。そりゃ東上公演のヒロインの後の公演は活躍度合い上がるのはそうだけど、探すまでもなく見つかる場面だらけで衝撃でした。
たくさん銀橋を渡っていてすごかったです。
そしてどの場面もカワイイーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッッッッッッッ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ほんと何しててもかわいい……天使なのかな………………
しかしイットク先生あるあるの「人がたくさんいる故に一回で全貌を把握しきれない」状態が発生しているのもまた事実なので、何度か観てしっかりひばりちゃんの活躍を目に焼き付けたいと思います。

 


その他作品そのものやいろんな方の話


まず芹香斗亜さんと春乃さくらちゃん、トップコンビお披露目おめでとうございます!!!!!
芹香さんのこれまでの宝塚人生で培ってきたものが存分に発揮されている舞台だと思ったし、春乃さくらちゃんもしっかりそこについていっていると思いました。
パガドという作品そのもの、私個人的には田渕先生の作品の中では好きな方かな、ジェントルライアーの次ぐらいにいいのでは?と思いました。中二よりのオシャレな感じを狙うとうまくハマる気がするのでぜひそれを極めてほしいです。
あとデュ・バリー夫人の天彩峰里さん………………!!!!!!!すごかった。良すぎ。星組ファン的にはかわいらしい印象が強い方だったのですが、ここ最近その良さを活かしつついろんな方向に良さを伸ばしていっていて、すごいなあと思います。
そして少年ジョゼフ役の風翔夕さん。心の闇がある、でも優しかった少年のお芝居がめちゃくちゃめちゃくちゃよかったです。

 

まとめ

お披露目公演の初日という客席のあたたかな雰囲気もすごく素敵だったし、公演自体も楽しかったのでよかったです。そして何よりひばりちゃんの活躍が嬉しかったです。

星組『1789』代役公演の(おもに碧海さりおさんダントンの)感想

宝塚歌劇団星組『1789』の代役公演を観たので、感想を書きます。一回だけ観られた人の個人の感想なので、「一回だけ観られた人の個人の感想なんだなあ」と思いながらお読みください。

 

 

碧海さりおさんのダントンがかっこよすぎた

私の感情の話

代役公演ということで開演前は(私が)色んな意味での緊張感を持っていたし、正直どんな気持ちで観劇すればいいのかまったくわかりませんでした。

しかしいざ幕が上がると、そこには最高にかっこよくて男前、いや"漢"前の碧海さりおさんのダントンがいたので、今はこのかっこよくて素敵なダントンを全力で受け止めようと思いました。

さりおダントンのビジュアルについて

髪は金髪のままで、鬘はなしの地毛でした。私が観た回は向かって左側に前髪をふわふわさせていて、右側のサイドの刈り上げは髪で隠していました。衣装も天華さんのダントンとおなじものを着用していました。

さりおダントンの役作りについて(個人の感想)

ありきたりで俗っぽい言葉になってしまいますが、碧海さりおさんのダントン、一言でいうと「リアコのダントン」でした。めちゃくちゃかっこよくて漢前で、なぜこの人は「モテないこの俺」なんて言っているんだ?と思いましたが、たぶん、女の子から好意を寄せられていることに本人が気づいていないだけなんだと私は思います。

夜のプリンセス前のソレーヌへの「おまたせ」の言い方がやさしくてかっこよくて、リアコでした。

持ち前のダンスのうまさと身体のききっぷりが存分に活かされているなあとも感じられました。特にデムーランのナンバーではすごく伸びやかに踊っていました。

2021年に出版された『ライジングスターガイド』という書籍の中で、さりおさんは目指す男役像として「男以上に男である、"漢"」を挙げていましたが、まさしくそれを体現するダントンでした。

そしてひかりふる路のダントンのナンバーである『大胆に行こうぜ』を歌っているところも想像しやすかったです。オラオラでかっこよくて、でも女の子に対してはすごく優しくて包容力があったり仲間思いだったり国を憂う気持ちもしっかりあったりして、そのギャップにキュンとくる役作りでした。

日替わり要素っぽいところ

サイラモナムールでのシャルロットとダントンの絡みは代役公演でもありました。

私が観た回ではシャルロットがダントンを棒でつっつこうとしたのか棒をダントンにつかまれる→棒切れで足をちょんちょんするシャルロット→ダントンに両手で顔をはさまれてうりゃー!!ってされて喜ぶシャルロット、といった感じで、日ごろからこの二人の並びにときめきを感じている人としてはキャパオーバーになり泣きました(本当)

代役ではない公演からあった要素かもしれませんが、同ナンバーでダントンがソレーヌと抱き合うとき、ソレーヌが背中に回した手をぽんってしてくれて決壊しました。

 

その他の代役の方々の感想

暁千星さんのロナンは、礼さんのロナンが悲しみからくるカラ元気で動いているのに対して明確な「怒り」で動いているように感じられました。パフォーマンスの何もかもがすばらしく、与えられた役割をしっかり果たしていたと思います。

天華えまさんのデムーランは、ダントンとはうってかわって品がありとてもやさしいけどその優しさゆえに人を傷つけてしまうことがある、という表現がうまかったです。

鳳真斗愛さんのラマール、めちゃくちゃ面白くもありさりおさんのラマール同様の怖さもありでよかったです。代役での公演ということで緊張感のある客席をほぐす上で最適解の役作りだったと思います。

 

まとめ

一つの公演として素晴らしかったし、絶対に公演をつないでみせるという強い意志を感じました。代役公演ができたのも本来の公演があってこそだなあとも思ったので、無事に礼さんが戻ってこれてよかったと心から思います。そしてさりおさんはどんな状況でも確実に男役として、舞台人としてさらに前へ進んでいく方だと確信しました。

 

星組『1789』初日の感想

宝塚歌劇団星組『1789』の初日を観たのでその感想を書きます。ほぼ碧海さりおさんが良すぎた話です。かなりネタバレがあるので前情報無しで観たい方はご注意ください。

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碧海さりおさんのラマールが良すぎた話

碧海さりおさんのラマール、良すぎませんか!?!?!!?!?!?!?!????

まず開演前にスチールとプログラムを買った時点で優勝を確信しました。

ど金髪にキリッとした表情が超〜〜〜かっこいい。初演の紫門さんのコミカルなイメージが強かったのでこのかっこいい表情は意外に思えましたが、実際に舞台を観て「これが"正解"だわ……」という気持ちになりました。

 

幕が開いてさりおラマールが出てきてすぐ気づいたことが2点あります。さりおさんが舞台人としてさらに進化なさっていること、そして紫門さんのラマールとまた違った役作りをしているということです。

曖昧な概念ですみませんが「さりおさんの"舞台掌握力"が今まで以上に上がっている……!」という気持ちです。

紫門さんラマールはおとぼけでコミカルな感じに振っていたのに対し、さりおさんラマールはおとぼけな側面はありつつ敵キャラらしい怖さみたいなものも感じられて、瀬央さんアルトワ伯がラスボスだった時の中ボス感あるなって思いました。

おとぼけ感と怖さの匙加減にさりおさんが今まで培ってきた芝居ぢからが活きている気がします。

 

そして嬉しかったことの一つが突然の瑠璃花夏ちゃんとの絡み。

ロナンが連行された後、ラマールが「さあオランプちゃん帰りましょう!(うろ覚え)」的なことを言って腕差し出したらオランプちゃんは逃げてかわりにシャルロットが腕を組んで、それに気づいたラマールが誰だお前!?って言う

という絡みをしてからのシャルロットの「あっちだよ!」なのですが、二人のこの並びに日頃からときめいている人としてめちゃくちゃ嬉しかったし可愛かったです。新公ではがっつりお芝居することが多く、赤黒でもカテコで絡んでいて…まで書いて円盤にがっつりこれが残る可能性の高さに気付いて宇宙猫みたいな顔してます。

 

 

そして贔屓の大劇場でのはじめての真ん中降りをみた今、人生イチ晴れやかな気持ちになっているところです。ウルフルズのバンザイの心地です。

 

公演期間気をしっかりもって強く生きます。

 

映画『アダマン号に乗って』感想

映画『アダマン号に乗って』をみたので、その感想を書きます。絶賛しかしていません。

 


私のこと

  • 精神疾患を抱えている(7年ぐらい)(私をフォローしているけど知らなかった人へ、別に隠しているつもりじゃなかったけど積極的に言及することでもないしな…と思ってたのでそんなに言ってませんでした、不快になったらメンゴ)
  • 何かと生きづらい
  • 好きな人間の感情は尊重とリスペクト

 

感想

『アダマン号に乗って』は、フランスの精神デイケアが舞台のドキュメンタリー映画です。

ツイッターのTLに流れてくる情報をみてどう考えても私が観た方がいいやつだ!と確信したので観に行きました。

 

結論、メッッッッッッチャよかったです。まず冒頭で『人間爆弾』という楽曲が歌われるのですがその時点で最高の映画であることを確信しました。

 

この作品は作り手が世界の課題感から決して目を背けていないけれど、同時にその世界にあたたかなまなざしを向けているのがはっきりわかって、その感じが私に刺さりまくりました。


また一当事者として「この病気は本来間違っていて、本当はなおさなきゃいけないもの、なおさないと社会に受け入れてもらえないもの」という考え方に頭を支配されていましたが、その考えは改めるべきものなのかもしれないと思うきっかけにもなり、救われました。真の自由とは何か、創造性とは何かを考える上でも大きなヒントになりそうです。

 

創作をかじる人間としては「こういうスタンスで創作ができるようになりたいんだよ~!!!!」とも思いました。これはドキュメンタリー映画だけど、スタンス面での大きなヒントを得たなとも思います。はみ出し者にあたたかな眼差しを向ける創作ができるようになりたいです。マジで。

その点は宮沢賢治の作品にあこがれるのに近い気持ちもあります。

 

みるからに塚口案件(塚口サンサン劇場でやりそうという意味)ですが今この映画が大手シネコンでやっていること自体に意味があるようにも感じます。でも塚口でやるならぜひまた観たいです。

 

素晴らしい映画なのでいろんな人に観てほしいです。

 

 

月組新人公演『応天の門』宝塚大劇場公演の感想

宝塚歌劇団月組新人公演『応天の門』を観劇したので、その感想を書きます。

ネタバレはありませんが語彙力もないです。

新人公演担当は中村真央先生でした。

 

 

愛しの澪花えりさちゃんが可愛かった話

まず澪花えりさちゃんが可愛すぎて、終始心の中で「可愛いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!」と叫びっぱなしでした。

まずお顔立ちが可愛い。和物のビジュアル作りがよくできていたと思います。

そして台詞回しからも多美子の持つ無邪気で愛らしい感じがとてもよく出ていて、本っっっっ当に可愛かったなあ……と思います。

ちなみに多美子以外だと、昭姫の店の杖をついている使用人や、お祭りを楽しみにしている町人(本公演と同じ緑の着物で上手にいます)などもやっているのでそちらもぜひご覧ください。

私ごとですが澪花えりさちゃんは初舞台の時から注目していた娘役さんなので、今の活躍が嬉しいし、中止で見れない公演があったりもしたので舞台姿をこの目で見られてハッピーです。

 

 

主な出演者の方々の話

七城雅くん

道真すごく似合っていたと思います。序盤は緊張が見えていましたが舞台が進むにつれてどんどん良くなっていきました。

あの学年ならではの若さと道真の持つ若さがうまく噛み合って、月城さんの道真とはまた違った良さを醸し出していました。

羽音みかちゃん

姉御肌の役がすごく似合っていました。役作りのプランニングもそれが滲み出る台詞回しや所作も良かったです。

長の期らしくしっかりしていて、それがまた役と噛み合ってたと思います。

あと単純にお顔がすごい好みです……

一輝翔琉くん

スター性と華がすごかったです。スター性とか華、あやふやな概念だけどマジで「「「「「ある」」」」」んだな……

流石に鳳月さんのように完成された感はまだないけれど、口跡も舞台度胸もよく、現時点でのベストを尽くしていたと思います。

これからが楽しみな方がまた増えました。

 

その他の出演者の方々の話

白河りりちゃん、彩路ゆりかくん、まのあ澪ちゃんといった上級生さんの役を演じる方々がすごく上手く、場をしっかり引き締めていました。いい意味で新公らしくなかったです。

天つ風朱李くん、うっっっっっっま!?!?!?千海さんをよく研究したのが伝わってきました。

毬矢ソナタくん、地声は高いのかな?でも台詞回しでうまいことあの世界の貴族らしさを表現していました。

花妃舞音ちゃん、みちるちゃんも原作もよく研究したんだろうな……って思いました。ロマ劇の時点でよかったけど、さらによくなっていてますます楽しみです。

瑠皇りあくん、大優勝です(語彙喪失)すごいうまいしいい すご すごい 怪しさと心の揺れが すごい 配役がエモい すごいいい

きよら羽龍ちゃん、すごいうまい 声がいい 最高 歌がうまい(語彙喪失2)

涼宮蘭奈くん、この子もうまいですね……本公演で目に留まったのち新公の配役をみたときは度肝抜かれたけどきれいで麗しくてよかったです。

 

総じてすごくいい新人公演だったと思います。

観られてよかったです。

 

碧海さりおさん入門キットを考える(2022年12月版)

ここ最近の公演を通して、宝塚歌劇団星組男役・碧海さりおさんのことが気になる方が今まで以上に増えた気がするので、「碧海さりおさんの過去の出演作をみたいけどどれを観たらいいか分からない……」という方向けにおすすめの過去の作品をまとめることにしました。

一部前回の同名の記事 ( 碧海さりおさん入門キットを考える(2022年2月版) - うさ記録 )と被っているところもありますがこちらが最新分になります。

結論だけ先に申し上げますと、ブルーレイ1枚だけ買う場合悪役がみたければ『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』、正義の役がみたければ『めぐり会いは再び next generation/Gran Cantante!!』がおすすめです。

なお情報は2022/12/05現在のものです。

 

 

過去の公演のおすすめ作品(映像を手に入れやすいもの)

『めぐり会いは再び next generation/Gran Cantante!!』(2022年星組)

こちらの公演でさりおさんは王立騎士団準筆頭騎士ヴァルター・オルレインを演じています。

観ないと何のこっちゃと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、めちゃくちゃめちゃくちゃかっこよくてリアコ力(リアコぢから)が高い爆イケ騎士です。

お芝居の中でとにかく大活躍するので2022年12月現在さりおさんが気になっている方に一番おすすめしたい演目の一つとなっています。正義のさりおさんが見たければこの作品をみて下さい。

ショーでもさまざまな場面に登場しており、中詰では女役も披露します。美しいです。色んな姿を楽しめるのでおすすめです。

 

柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』(2021年星組)

こちらの公演でさりおさんは七本槍の一人・大道寺鉄斎を演じています。

敵役のうちの一人なのですが緑の羽織が似合う爆イケ散らかしでかっこいい催眠術使いのお兄さんを演じています。この公演から一気に活躍度合いが増し、見せ場が増えたように感じています。

悪役で悪散らかしてる(?)さりおさんが見たければこの公演をみてください。

そしてショーであるモアー・ダンディズム!でも大活躍しています。特に中詰(キャリオカ)やハードボイルド(ストライプスーツのかっこいい場面)ではAの男です。特にハードボイルドでの活躍は目を見張るものがあります。

 

 

『王家に捧ぐ歌』(2022年星組)

こちらの公演でさりおさんが演じるにはエチオピア王家の元家臣・サウフェです。

主人公から見れば敵チームではあるのですが、どちらかというと悲壮感が漂っていて実際舞台で観た時は「望んだ希望がすがった先にない人」という印象を強く受けました。(個人の感想です)芝居がとてもつらくてよかったです。フィナーレも見せ場多めでキラッキラで本編とのギャップがいいです。

さりおさんのお芝居をじっくり見たいならこの公演がおすすめです。

 

ロミオとジュリエット』(2021年星組、A日程)

この公演をきっかけに碧海さりおさんの名を知った方も多いのではないでしょうか。

さりおさんが演じているのは愛というセリフはなくダンスだけで全てを表現する役です。女役です。

さりおさんの美しいダンスやたしかな表現力をじっくり見ることができます。また出番も多めでおすすめです。

 

『眩耀の谷/Ray』(2020年星組)

さりおさんが最初に公式ホームページの主な配役入りした公演です。

さりおさんが演じるのはプラトという少年の役です。ダンスも台詞もありこの頃からたしかな実力を持っていたことが実感できます。ショーは金星の場面(黄色い衣装の瀬央ゆりあさんが真ん中の場面)がみどころの一つですがあちこちに映っているので探しながら見てみてください。

 

過去の公演のおすすめ作品(映像を手に入れづらいもの)

『ベアタ・ベアトリクス』(2022年星組)

この公演では画学生の主人公・ロセッティ(極美慎さん)の同級生であるウィルを演じています。

「さりおさんの芝居でこんな役が見たかったんだ……!」が詰まっています。かわいい青年から素敵な髭のおじさままでを重厚なお芝居と共に素敵に演じています。そして主人公をいつも気にかけるいい役どころです。

こちらはまだ放送されていませんが、千秋楽まで無事に終わったのでいつかタカラヅカスカイステージで放送されると思われます。まだの方は契約して待ちましょう。

 

『GOD OF STARS-食聖-』(2019年星組、新人公演)

こちらの公演では売れないご当地アイドルの一員・P-heaven(本役:天華えまさん)を演じています。

とにかくビジュアル作りが最高です。サイド編み込み銀髪イケ散らかしアイドルのさりおさんが見られるのはこの公演だけ!!!!!!!あと後半のアイドルコンサート場面のダンスがかっこよすぎです。

私はこの公演でさりおさんに落ちました。

スカイステージでは放送済みなので録画している友人を頼ったりリクエストを送ったりして再放送を待ちましょう。

 

『こうもり』(2016年星組、新人公演)

こちらの公演では執事のアルフレード(本役:礼真琴さん)を演じています。

さりおさんが入団後最初にもらった大きな役ですが、研2のフレッシュさを感じるとともに舞台度胸や実力もしっかり感じさせてくれます。

こちらもスカイステージでは放送済みなので録画している友人を頼ったりリクエストを送ったりして再放送を待ちましょう。

 

オフのすがた

「どっち?どっち?リターンズ」

現在最もアクセスしやすいオフのさりおさんの映像の一つです。さりおさんの色んな面を楽しむことができます。

 

「もっと!男役道~星組編~」

こちらは2018年ごろに収録された映像なので少し前のものになりますが、さりおさんの男役としての意気込みを感じられておすすめです。

 

Let’s トライ!どっち?どっち?クイズ!!<番外編付>~星組編〜

こちらは2022年のお正月にスカイステージで放送されたものです。

極美慎さん、舞空瞳さんと共に楽しいクイズや和やかなトークを繰り広げます。

 

歌声

明日への音楽

曲のチョイスが優しい歌声と合っていてリアコ力が高いです。映像付きでみるとよりリアコ力を感じることができるので、録画している友人を頼ったりリクエストを送ったりして再放送を待ちましょう。

SUN

SUN

 

音楽の宝箱

こちらも少し前にスカイステージで放送されたものです。下級生らしさがありつつも今に繋がるものも感じます。

朝日の昇る前に

朝日の昇る前に

 

書籍

RISING STAR GUIDE 2021

さりおさんに関する情報が載っているもので一番情報量が多いのがこちらになります。内容が充実しており、写真もかっこいいので気になっている方はぜひ購入しましょう。

 

おわりに

現在碧海さりおさんは宝塚大劇場公演『ディミトリ/ジャガービート』に出演中です。

今回の公演でも大活躍でめちゃくちゃかっこいいし、公演のたびに思うのですが今のさりおさんが一番かっこいいので(星組『ディミトリ/ジャガービート』感想 - うさ記録参照)、ぜひ劇場やライブ配信などでご覧ください。