「集中力がなくて家で読書できない問題」を解決する方法
「集中力がなくて家で読書できない問題」が解決したので、ブログを書きます。
いきさつ(飛ばしても可)
家で映像をみることが壊滅的に下手だった私(「集中力がなくて家で映画見れない問題」を解決する方法 - うさ記録参照)は当然家で本を読むのも得意ではありませんでした。映像をみることほど不得意ではないにせよ好きでやりたいことに集中できないのはなかなかに辛いです。
しかしネットカフェでなら集中して本や漫画を読めることが多いと気づき、その環境を再現してみたところ、かなり集中して本や漫画を読めるようになりました。
パーテーションとKindle端末で集中できる環境をつくる
(自分なりに考えた結果見つけた集中できる環境の写真)
ネットカフェでなら集中して本や漫画を読める理由を考えると、適度な圧迫感と視界に余計なものが入らない感じが良いのだと考えました。そこでダンボールを切ってパーテーションのようにしたところ、大幅に集中力が改善しました。
しかしいつまでもダンボールを使うのもなんだかなあと思い、キングジムのパーソナルパーテーションという商品を購入しました。
いい感じに外こもりならぬ内こもり(?)感が出て、より集中できるようになりました。
またスマホやiPadでの読書も便利ですが、Kindle端末を使うとさらに読書に集中できると思います。読書向けでありゲームなどができないのがかえって良いです。
読書に使う端末は何がいいか、また紙の本と電子書籍どちらが向いているかは人それぞれですので、自分に合った方法を探して試してください。
また前回紹介したフィジェットリングを触りながらだとより集中できる方もいらっしゃるかもしれません。
まとめ
こちらで紹介したのはあくまで私に合ったやり方なので、読んでいる方もぜひ自分に合った集中できる方法を探してみてください。
「集中力がなくて家で映画見れない問題」を解決する方法
「集中力がなくて家で映画見れない問題」が解決したので、ブログを書きます。
いきさつ(飛ばしてもOK)
私は家でじっとしながら何か映像をみるのが壊滅的に苦手で、サブスクへの課金がほぼほぼ意味を成していないタイプの人間でした。またスカイステージ(宝塚歌劇の映像を流すCSのチャンネル)の録画も溜まっていく一方で、ほぼ観られていませんでした。劇場や映画館のような集中せざるを得ない環境でないと集中できないのです……。
ある日ゲームの簡単な操作(FGOの種火周回など)をしながらなら家で映像を観れることに気づきました。しかしゲームのAPやAP回復アイテムは有限なので別の手を考えたい。そこで「手で何かを触りながら映像を観れば集中できるのでは?」という仮説を立て、何かいいアイテムがないか探してみました。
フィジェットリングがおすすめ!
「ハンドスピナーのような手で触って気を紛らわせるアイテム」を探した結果、「フィジェットリング」というよさそうなアイテムを発見しました。
別にこれでなくても構いません。「フィジェット」で検索するといろんなアイテムが出てくるので、自分に合いそうなものを選んでください。ハンドスピナーでもそれが合うならいいと思います。
結果としては大正解でした。何もせずに映像を観ようとすると『PUIPUIモルカー』すら1話観るのが精一杯だった状態が、これを触りながらだと『万聖街』をまとめて観れる状態にまでなりました。やったー!
おそらく自覚があるほどではないし他人に指摘されるほどでもないですが私には多動傾向があったのだと思います。それゆえに家でじっとしていられなかったのですが、これを使うとかなり家で落ち着いて過ごせるようになりました。
また「ついスマホを見てしまうから家で集中して映画を観れない」というタイプの方にも効く気がしています。
まとめ
これで問題が解決したのでこれからは家でもたくさん映画や録画したスカステをたくさん観ようと思います。わーい。なんとなく集中できなくて困っている方はぜひフィジェットリングを試してみてください。
宙組『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』初日の感想
宙組公演の初日を観てきたので、感想を書きます。主に山吹ひばりちゃんの話です。ネタバレを含みます。
山吹ひばりちゃんのゾロイダがかわいそうでかわいかった話
お芝居の山吹ひばりちゃんはゾロイダという主人公(ジョゼフ、芹香さん)に横恋慕する役どころなのですが、とにかく報われなくてかわいそうで、でもすごく健気でかわいかったです。
田渕先生はかわいそかわいい萌えなのか?
ひばりちゃんのお芝居が大好きなのですが、一瞬一瞬の表情から伝わってくる言葉にしづらい感情のニュアンスが今回もめちゃくちゃよかったです。大逆裁みたいなキャラもののお芝居も人間味の強いお芝居もどっちも似合っててすごい。
そしてシンプルにかわいい。最初の紫のお衣装マジで助かりました。ありがとうございます。赤いお衣装も似合ってる。
特にジョゼフにビンタされるところがすごいかわいそうかつ田渕先生のかわいそかわいい萌えを感じたのですが私の気のせいかもしれないしそうじゃないかもしれません。
ショーの山吹ひばりちゃんが大活躍だった話
宙組の大劇場の本公演はハイカプぶりだったのですが、(ボンド本公演観れなかったから)、「え⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️たった1年ぐらいでそんなに躍進する⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️」という気持ちになる活躍ぶりでした。そりゃ東上公演のヒロインの後の公演は活躍度合い上がるのはそうだけど、探すまでもなく見つかる場面だらけで衝撃でした。
たくさん銀橋を渡っていてすごかったです。
そしてどの場面もカワイイーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッッッッッッッ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ほんと何しててもかわいい……天使なのかな………………
しかしイットク先生あるあるの「人がたくさんいる故に一回で全貌を把握しきれない」状態が発生しているのもまた事実なので、何度か観てしっかりひばりちゃんの活躍を目に焼き付けたいと思います。
その他作品そのものやいろんな方の話
まず芹香斗亜さんと春乃さくらちゃん、トップコンビお披露目おめでとうございます!!!!!
芹香さんのこれまでの宝塚人生で培ってきたものが存分に発揮されている舞台だと思ったし、春乃さくらちゃんもしっかりそこについていっていると思いました。
パガドという作品そのもの、私個人的には田渕先生の作品の中では好きな方かな、ジェントルライアーの次ぐらいにいいのでは?と思いました。中二よりのオシャレな感じを狙うとうまくハマる気がするのでぜひそれを極めてほしいです。
あとデュ・バリー夫人の天彩峰里さん………………!!!!!!!すごかった。良すぎ。星組ファン的にはかわいらしい印象が強い方だったのですが、ここ最近その良さを活かしつついろんな方向に良さを伸ばしていっていて、すごいなあと思います。
そして少年ジョゼフ役の風翔夕さん。心の闇がある、でも優しかった少年のお芝居がめちゃくちゃめちゃくちゃよかったです。
まとめ
お披露目公演の初日という客席のあたたかな雰囲気もすごく素敵だったし、公演自体も楽しかったのでよかったです。そして何よりひばりちゃんの活躍が嬉しかったです。
星組『1789』代役公演の(おもに碧海さりおさんダントンの)感想
宝塚歌劇団星組『1789』の代役公演を観たので、感想を書きます。一回だけ観られた人の個人の感想なので、「一回だけ観られた人の個人の感想なんだなあ」と思いながらお読みください。
碧海さりおさんのダントンがかっこよすぎた
私の感情の話
代役公演ということで開演前は(私が)色んな意味での緊張感を持っていたし、正直どんな気持ちで観劇すればいいのかまったくわかりませんでした。
しかしいざ幕が上がると、そこには最高にかっこよくて男前、いや"漢"前の碧海さりおさんのダントンがいたので、今はこのかっこよくて素敵なダントンを全力で受け止めようと思いました。
さりおダントンのビジュアルについて
髪は金髪のままで、鬘はなしの地毛でした。私が観た回は向かって左側に前髪をふわふわさせていて、右側のサイドの刈り上げは髪で隠していました。衣装も天華さんのダントンとおなじものを着用していました。
さりおダントンの役作りについて(個人の感想)
ありきたりで俗っぽい言葉になってしまいますが、碧海さりおさんのダントン、一言でいうと「リアコのダントン」でした。めちゃくちゃかっこよくて漢前で、なぜこの人は「モテないこの俺」なんて言っているんだ?と思いましたが、たぶん、女の子から好意を寄せられていることに本人が気づいていないだけなんだと私は思います。
夜のプリンセス前のソレーヌへの「おまたせ」の言い方がやさしくてかっこよくて、リアコでした。
持ち前のダンスのうまさと身体のききっぷりが存分に活かされているなあとも感じられました。特にデムーランのナンバーではすごく伸びやかに踊っていました。
2021年に出版された『ライジングスターガイド』という書籍の中で、さりおさんは目指す男役像として「男以上に男である、"漢"」を挙げていましたが、まさしくそれを体現するダントンでした。
そしてひかりふる路のダントンのナンバーである『大胆に行こうぜ』を歌っているところも想像しやすかったです。オラオラでかっこよくて、でも女の子に対してはすごく優しくて包容力があったり仲間思いだったり国を憂う気持ちもしっかりあったりして、そのギャップにキュンとくる役作りでした。
日替わり要素っぽいところ
サイラモナムールでのシャルロットとダントンの絡みは代役公演でもありました。
私が観た回ではシャルロットがダントンを棒でつっつこうとしたのか棒をダントンにつかまれる→棒切れで足をちょんちょんするシャルロット→ダントンに両手で顔をはさまれてうりゃー!!ってされて喜ぶシャルロット、といった感じで、日ごろからこの二人の並びにときめきを感じている人としてはキャパオーバーになり泣きました(本当)
代役ではない公演からあった要素かもしれませんが、同ナンバーでダントンがソレーヌと抱き合うとき、ソレーヌが背中に回した手をぽんってしてくれて決壊しました。
その他の代役の方々の感想
暁千星さんのロナンは、礼さんのロナンが悲しみからくるカラ元気で動いているのに対して明確な「怒り」で動いているように感じられました。パフォーマンスの何もかもがすばらしく、与えられた役割をしっかり果たしていたと思います。
天華えまさんのデムーランは、ダントンとはうってかわって品がありとてもやさしいけどその優しさゆえに人を傷つけてしまうことがある、という表現がうまかったです。
鳳真斗愛さんのラマール、めちゃくちゃ面白くもありさりおさんのラマール同様の怖さもありでよかったです。代役での公演ということで緊張感のある客席をほぐす上で最適解の役作りだったと思います。
まとめ
一つの公演として素晴らしかったし、絶対に公演をつないでみせるという強い意志を感じました。代役公演ができたのも本来の公演があってこそだなあとも思ったので、無事に礼さんが戻ってこれてよかったと心から思います。そしてさりおさんはどんな状況でも確実に男役として、舞台人としてさらに前へ進んでいく方だと確信しました。
星組『1789』初日の感想
宝塚歌劇団星組『1789』の初日を観たのでその感想を書きます。ほぼ碧海さりおさんが良すぎた話です。かなりネタバレがあるので前情報無しで観たい方はご注意ください。
碧海さりおさんのラマールが良すぎた話
碧海さりおさんのラマール、良すぎませんか!?!?!!?!?!?!?!????
まず開演前にスチールとプログラムを買った時点で優勝を確信しました。
ど金髪にキリッとした表情が超〜〜〜かっこいい。初演の紫門さんのコミカルなイメージが強かったのでこのかっこいい表情は意外に思えましたが、実際に舞台を観て「これが"正解"だわ……」という気持ちになりました。
幕が開いてさりおラマールが出てきてすぐ気づいたことが2点あります。さりおさんが舞台人としてさらに進化なさっていること、そして紫門さんのラマールとまた違った役作りをしているということです。
曖昧な概念ですみませんが「さりおさんの"舞台掌握力"が今まで以上に上がっている……!」という気持ちです。
紫門さんラマールはおとぼけでコミカルな感じに振っていたのに対し、さりおさんラマールはおとぼけな側面はありつつ敵キャラらしい怖さみたいなものも感じられて、瀬央さんアルトワ伯がラスボスだった時の中ボス感あるなって思いました。
おとぼけ感と怖さの匙加減にさりおさんが今まで培ってきた芝居ぢからが活きている気がします。
そして嬉しかったことの一つが突然の瑠璃花夏ちゃんとの絡み。
ロナンが連行された後、ラマールが「さあオランプちゃん帰りましょう!(うろ覚え)」的なことを言って腕差し出したらオランプちゃんは逃げてかわりにシャルロットが腕を組んで、それに気づいたラマールが誰だお前!?って言う
という絡みをしてからのシャルロットの「あっちだよ!」なのですが、二人のこの並びに日頃からときめいている人としてめちゃくちゃ嬉しかったし可愛かったです。新公ではがっつりお芝居することが多く、赤黒でもカテコで絡んでいて…まで書いて円盤にがっつりこれが残る可能性の高さに気付いて宇宙猫みたいな顔してます。
そして贔屓の大劇場でのはじめての真ん中降りをみた今、人生イチ晴れやかな気持ちになっているところです。ウルフルズのバンザイの心地です。
公演期間気をしっかりもって強く生きます。
映画『アダマン号に乗って』感想
映画『アダマン号に乗って』をみたので、その感想を書きます。絶賛しかしていません。
私のこと
- 精神疾患を抱えている(7年ぐらい)(私をフォローしているけど知らなかった人へ、別に隠しているつもりじゃなかったけど積極的に言及することでもないしな…と思ってたのでそんなに言ってませんでした、不快になったらメンゴ)
- 何かと生きづらい
- 好きな人間の感情は尊重とリスペクト
感想
『アダマン号に乗って』は、フランスの精神デイケアが舞台のドキュメンタリー映画です。
ツイッターのTLに流れてくる情報をみてどう考えても私が観た方がいいやつだ!と確信したので観に行きました。
結論、メッッッッッッチャよかったです。まず冒頭で『人間爆弾』という楽曲が歌われるのですがその時点で最高の映画であることを確信しました。
この作品は作り手が世界の課題感から決して目を背けていないけれど、同時にその世界にあたたかなまなざしを向けているのがはっきりわかって、その感じが私に刺さりまくりました。
また一当事者として「この病気は本来間違っていて、本当はなおさなきゃいけないもの、なおさないと社会に受け入れてもらえないもの」という考え方に頭を支配されていましたが、その考えは改めるべきものなのかもしれないと思うきっかけにもなり、救われました。真の自由とは何か、創造性とは何かを考える上でも大きなヒントになりそうです。
創作をかじる人間としては「こういうスタンスで創作ができるようになりたいんだよ~!!!!」とも思いました。これはドキュメンタリー映画だけど、スタンス面での大きなヒントを得たなとも思います。はみ出し者にあたたかな眼差しを向ける創作ができるようになりたいです。マジで。
その点は宮沢賢治の作品にあこがれるのに近い気持ちもあります。
みるからに塚口案件(塚口サンサン劇場でやりそうという意味)ですが今この映画が大手シネコンでやっていること自体に意味があるようにも感じます。でも塚口でやるならぜひまた観たいです。
素晴らしい映画なのでいろんな人に観てほしいです。
月組新人公演『応天の門』宝塚大劇場公演の感想
宝塚歌劇団月組新人公演『応天の門』を観劇したので、その感想を書きます。
ネタバレはありませんが語彙力もないです。
新人公演担当は中村真央先生でした。
愛しの澪花えりさちゃんが可愛かった話
まず澪花えりさちゃんが可愛すぎて、終始心の中で「可愛いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!」と叫びっぱなしでした。
まずお顔立ちが可愛い。和物のビジュアル作りがよくできていたと思います。
そして台詞回しからも多美子の持つ無邪気で愛らしい感じがとてもよく出ていて、本っっっっ当に可愛かったなあ……と思います。
ちなみに多美子以外だと、昭姫の店の杖をついている使用人や、お祭りを楽しみにしている町人(本公演と同じ緑の着物で上手にいます)などもやっているのでそちらもぜひご覧ください。
私ごとですが澪花えりさちゃんは初舞台の時から注目していた娘役さんなので、今の活躍が嬉しいし、中止で見れない公演があったりもしたので舞台姿をこの目で見られてハッピーです。
主な出演者の方々の話
七城雅くん
道真すごく似合っていたと思います。序盤は緊張が見えていましたが舞台が進むにつれてどんどん良くなっていきました。
あの学年ならではの若さと道真の持つ若さがうまく噛み合って、月城さんの道真とはまた違った良さを醸し出していました。
羽音みかちゃん
姉御肌の役がすごく似合っていました。役作りのプランニングもそれが滲み出る台詞回しや所作も良かったです。
長の期らしくしっかりしていて、それがまた役と噛み合ってたと思います。
あと単純にお顔がすごい好みです……
一輝翔琉くん
スター性と華がすごかったです。スター性とか華、あやふやな概念だけどマジで「「「「「ある」」」」」んだな……
流石に鳳月さんのように完成された感はまだないけれど、口跡も舞台度胸もよく、現時点でのベストを尽くしていたと思います。
これからが楽しみな方がまた増えました。
その他の出演者の方々の話
白河りりちゃん、彩路ゆりかくん、まのあ澪ちゃんといった上級生さんの役を演じる方々がすごく上手く、場をしっかり引き締めていました。いい意味で新公らしくなかったです。
天つ風朱李くん、うっっっっっっま!?!?!?千海さんをよく研究したのが伝わってきました。
毬矢ソナタくん、地声は高いのかな?でも台詞回しでうまいことあの世界の貴族らしさを表現していました。
花妃舞音ちゃん、みちるちゃんも原作もよく研究したんだろうな……って思いました。ロマ劇の時点でよかったけど、さらによくなっていてますます楽しみです。
瑠皇りあくん、大優勝です(語彙喪失)すごいうまいしいい すご すごい 怪しさと心の揺れが すごい 配役がエモい すごいいい
きよら羽龍ちゃん、すごいうまい 声がいい 最高 歌がうまい(語彙喪失2)
涼宮蘭奈くん、この子もうまいですね……本公演で目に留まったのち新公の配役をみたときは度肝抜かれたけどきれいで麗しくてよかったです。
総じてすごくいい新人公演だったと思います。
観られてよかったです。