うさ記録

エンタメと学びなど

星組『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』初日の感想

宝塚歌劇団星組公演『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』の初日を観劇したので、感想を書きます。

主に碧海さりおさんがかっこよかった話です。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

柳生忍法帖』の感想

碧海さりおさんがかっこよかった話

碧海さりおさんがかっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

とだけ書いてしまえば終わりますが、どうかっこよかったのかを具体的に書いていこうと思います。その他の方についても本編についても書いていきます。

まず私原作を上巻の30%ぐらいしか読めてないまま観劇に挑んだんですよ。原作読む限り大道寺鉄斎さんはおじいさんらしいので、おじいさんの役なんや〜どう演じるのか楽しみ♪ぐらいの気持ちでいました。

そうしたら緑の羽織と悪い顔が似合う黒髪ポニーテールの爆イケ散らかしお兄さんをお出しされて思いっきり脳がフリーズしました。

どういうこと??????

贔屓の出番を把握することとかっこいい贔屓を目に焼き付けることに必死になりすぎて、気づいたらお話がそこそこ進んでいてアレ……?アレ……?という気持ちになりました。

書いててもあれは夢だったのか……?という気持ちになります。ほんと悪い顔がよく似合っていて、小物感はあるけど、でも宝塚の男役として最高にかっこよかったので、よかったです。

大道寺鉄斎さんは割と早めに死んでしまうんですが、死にっぷりもよかったし死んだ後もう一回出てくるところの色気がすごくてメチャメチャかっこよくて、新たな扉を開きそうでした。

Twitterでも似たようなこと言ったけど食聖新人公演のP-heavenくんやVERDAD!!のかっこよさを日本物のかっこよさに変換した感じがあり素晴らしいです。

碧海さりおさんはいつだって今が今までで一番かっこいい方ですが、またかっこいい値が更新されてしまいましたね……

 

その他の生徒さんの話

まず礼真琴さん、当たり前のようなことを言ってしまうと歌がすごいし殺陣もすごいしかっこよさもすごいしエンタメとしての柳生忍法帖をうまく渡り歩くお芝居もすごかったです。

舞空瞳さんは妖艶さのなかにもいじらしさがあるお芝居が素敵で、歌声もよく、美しくてよかったです。

愛月ひかるさん、金髪ロングの妖艶な108歳が似合いすぎでかっこよく、存在感も抜群で、男役としての積み重ねたものが滲み出ているように感じました。

有沙瞳さん、原作で描写されていたまんまのお役のあり方をしていてびっくりしました。流石すぎるし凛とした美しさが活きていてとてもよかった……。

極美慎さん、暗黒微笑年下美少年が似合いすぎていてどうにかなりそうでした。夢が詰まりすぎていますが夢はいくら詰めてもいいものなので最高です。極美さんの善性を心から愛している私ですが、( 極美慎さんの善さについて語らせてほしい~星組公演『婆娑羅の玄孫』を観劇して - うさ記録 参照)その善性をうまいこと消して、でも年下属性という形で活かせる部分は活かしていてすごくよかった……。

 

作品そのものの話

宝塚の柳生忍法帖という作品自体は、1回目かつ初日なのもありさりおさんを追うことに必死になりすぎて掴めないまま終わりました。

なので語る資格はあまりないのですが、あえて語るなら1回目では掴めないけどさりおさんがかっこいいのでオールオッケー!という気持ちです。

 

 

『モアー・ダンディズム!』の感想

再び碧海さりおさんがかっこよかった話

徹頭徹尾碧海さりおさんがかっこよかったです。

プログラムみてキャリオカとハードボイルドでAの男であることが発覚した時点で"覚悟"を決めましたがだめでしたね……。

私は自分のキャパを超える幸せなことや嬉しいことが起こると脳がフリーズして目の前の現実を認識できなくなる、観劇に向いていなさすぎる悪い癖があるのですが、今回も思いっきりそれになってしまいました。

でも贔屓がロマンチックレビューかつダンディズムシリーズに出ていてかつキャリオカとハードボイルドでAの男だったらもう仕方なくないですか?仕方ないです。

ひと場面ずつ感想を書こうとしたのですがまとまらないので簡潔に記すと、表情が危険なほどかっこよくて、ダンスに凛とした美しさや品、時としてエネルギーがあり、見ていてときめきが止まりませんでした。

あとハードボイルドの最初下手でで夢妃杏瑠さんと組んでいるのですが、やっぱり娘役さんと組んでるときのさりおさんがあまりにもかっこよくてかっこよくて狂うかと思いました。

 

作品そのものの話

初日ということもありさりおさんのかっこよさにあてられて呆然としたまま終わってしまいましたが、さりおさんの持つ品や凛々しさ、美しさ、かっこよさが存分に引き出されていたと思います。

全体的に品が溢れていて、さりおさんの持ち味と噛み合っているな、とも感じました。

 

今後の観劇に向けて

まず芦名銅伯さんを新人公演で贔屓がやるという事実を受け止めることから始める必要がありそうです。

脳がフリーズしないように公演期間中気合い入れていこうと思います。