星組新人公演『柳生忍法帖』宝塚大劇場の感想
2021/10/12、宝塚歌劇団星組新人公演『柳生忍法帖』を観劇したので、感想を書きます。
碧海さりおさんの感想だけ長めです。
碧海さりおさんの芦名銅伯
一言で言うならかっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本公演の感想( 星組『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』初日の感想 - うさ記録 )と言ってることが同じですね。ただお役としてかっこいいのはもちろん、さりおさんのプロの舞台人としてタカラジェンヌとして男役としての矜持も感じられてめちゃめちゃかっこよかったです。
芦名銅伯というお役(だけという訳ではなく今回全体的に難しそうだと感じましたが)、とても難易度が高そうなお役だなあとは思っていましたしどうなるか直前までドキドキしていましたが、さりおさんの銅伯はサラサラの銀髪が似合う麗しい108歳で、お芝居も歌も素晴らしく、最高でした。
愛月さんの銅伯をしっかり研究しつつもしっかり自らの銅伯を創り上げてきたことがよくわかりました。そして目のお芝居がいいんです……これは本公演観たときから薄々感じていたのですが、目に役としての意思がしっかり宿っていて、素晴らしかったです。歌もすごかった!ただ正確に歌うだけではなく、役として歌うことができていたように感じます。あとがっつりソロを聞くのはおそらく眩耀の谷新人公演ぶりですが、歌い方というかそもそもの発声がより聞き取りやすくハッキリしたものに変わったように感じます。
なんとなく、自分はこれから新公を卒業して星組の主戦力になっていくのだ、プロの舞台人として、タカラジェンヌとして、男役としてやっていくのだ、という自負や矜持のようなものも感じられた気がしてすごく感動しました。
天飛華音くんの柳生十兵衛
喉を潰してしまったなかでご本人なりのベストを尽くしていたと思います。こちらも礼さんとはまた違うアプローチで、礼さんの十兵衛とはまた違う優しさや強さ、かっこよさがあったと思います。
あとシンプルに身体がよく動く人なんだな……って思いました。難易度の高いであろう新人公演をよくやっていました。
瑠璃花夏ちゃんのゆら
本役である舞空瞳ちゃんより声質が幼いのもありそれがより女としての悲劇性を強調していたと思います。
瑠璃花夏ちゃん、眩耀新公や婆娑羅の玄孫をみてバリバリ陽属性のタカラジェンヌだと勝手に思い込んでいたのですが、本公演と新人公演をトータルでみた感想としては意外と悲劇も似合う!という発見もありました。
澄華あまねちゃんの千姫
そんなお役もそのアプローチでできるの!??!!????!!!?!?という衝撃を受けました。本当に退団が惜しいです……退団後もどこかでお芝居を続けていてほしいな、という気持ちになりました。
稀惺かずとくんの多聞坊
若い学年らしいフレッシュさはありつつも、若い学年らしくない確かな場慣れ感と実力も感じました。単純に完成度が高くてびっくりしています。
天飛くんの多聞坊よりぽわんとした感じがありました。守りたくなる……本公演のショーみて金髪似合うなあと思っていたけど、やっぱり暗髪も似合いますね。
その他の出演者について
世晴あさくんの大道寺鉄斎をつい癖で追ってしまったのですが、おおきい!つよい!こわい!な感じの役作りが本公演とはまた違ってよかったです。
全体的に七本槍みな優勝していたのですが、特に印象的だったのは銀四郎役の大希颯くん。発声がよく歌もうまかったです。
さりおさんはもちろんですが、颯香凜さん、夕陽真輝さん、彩園ひなさんといった他の長の期のメンバーも舞台をしっかり締めていて、皆頼もしかったです。
私のタイムラインで話題の乙華菜乃ちゃん、かわいかったし台詞も聞き取りやすくよかった!
和波煌くんに「雲水」という役がついていてオッと思っていたら、どうやら人数が減った雲水ズの役割を補完する存在のようでした。よかったです。
その他出演されている方々みなベストを尽くしていたと思います。いい新人公演だった。
作品そのものについて
新人公演担当も大野先生でした。新人公演をみたあと改めて作品そのものについて考えると、やりたいことを大劇場の1時間半の尺に詰め込むのは少々無茶だったのでは?別箱1本ものならちょうどよかったのでは?という気にならなくはないですが、それ以上に役が多く一人一人の生徒に少しでも見せ場を与えたかったのだという作り手の強い意志を感じました。そのおかげで今最高に楽しいです!
また役の数や舞台に乗る人の人数が単純にとても多く、娘役さんがガンガン男役をやる新公ならではの人海戦術もありました。花婿が全員娘役さんで驚きました。
とにかく贔屓が素晴らしく全体的にもいい新公でした。残りの本公演もしっかり楽しみます!
星組『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』初日の感想
宝塚歌劇団星組公演『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』の初日を観劇したので、感想を書きます。
主に碧海さりおさんがかっこよかった話です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
『柳生忍法帖』の感想
碧海さりおさんがかっこよかった話
碧海さりおさんがかっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とだけ書いてしまえば終わりますが、どうかっこよかったのかを具体的に書いていこうと思います。その他の方についても本編についても書いていきます。
まず私原作を上巻の30%ぐらいしか読めてないまま観劇に挑んだんですよ。原作読む限り大道寺鉄斎さんはおじいさんらしいので、おじいさんの役なんや〜どう演じるのか楽しみ♪ぐらいの気持ちでいました。
そうしたら緑の羽織と悪い顔が似合う黒髪ポニーテールの爆イケ散らかしお兄さんをお出しされて思いっきり脳がフリーズしました。
どういうこと??????
贔屓の出番を把握することとかっこいい贔屓を目に焼き付けることに必死になりすぎて、気づいたらお話がそこそこ進んでいてアレ……?アレ……?という気持ちになりました。
書いててもあれは夢だったのか……?という気持ちになります。ほんと悪い顔がよく似合っていて、小物感はあるけど、でも宝塚の男役として最高にかっこよかったので、よかったです。
大道寺鉄斎さんは割と早めに死んでしまうんですが、死にっぷりもよかったし死んだ後もう一回出てくるところの色気がすごくてメチャメチャかっこよくて、新たな扉を開きそうでした。
Twitterでも似たようなこと言ったけど食聖新人公演のP-heavenくんやVERDAD!!のかっこよさを日本物のかっこよさに変換した感じがあり素晴らしいです。
碧海さりおさんはいつだって今が今までで一番かっこいい方ですが、またかっこいい値が更新されてしまいましたね……
その他の生徒さんの話
まず礼真琴さん、当たり前のようなことを言ってしまうと歌がすごいし殺陣もすごいしかっこよさもすごいしエンタメとしての柳生忍法帖をうまく渡り歩くお芝居もすごかったです。
舞空瞳さんは妖艶さのなかにもいじらしさがあるお芝居が素敵で、歌声もよく、美しくてよかったです。
愛月ひかるさん、金髪ロングの妖艶な108歳が似合いすぎでかっこよく、存在感も抜群で、男役としての積み重ねたものが滲み出ているように感じました。
有沙瞳さん、原作で描写されていたまんまのお役のあり方をしていてびっくりしました。流石すぎるし凛とした美しさが活きていてとてもよかった……。
極美慎さん、暗黒微笑年下美少年が似合いすぎていてどうにかなりそうでした。夢が詰まりすぎていますが夢はいくら詰めてもいいものなので最高です。極美さんの善性を心から愛している私ですが、( 極美慎さんの善さについて語らせてほしい~星組公演『婆娑羅の玄孫』を観劇して - うさ記録 参照)その善性をうまいこと消して、でも年下属性という形で活かせる部分は活かしていてすごくよかった……。
作品そのものの話
宝塚の柳生忍法帖という作品自体は、1回目かつ初日なのもありさりおさんを追うことに必死になりすぎて掴めないまま終わりました。
なので語る資格はあまりないのですが、あえて語るなら1回目では掴めないけどさりおさんがかっこいいのでオールオッケー!という気持ちです。
『モアー・ダンディズム!』の感想
再び碧海さりおさんがかっこよかった話
徹頭徹尾碧海さりおさんがかっこよかったです。
プログラムみてキャリオカとハードボイルドでAの男であることが発覚した時点で"覚悟"を決めましたがだめでしたね……。
私は自分のキャパを超える幸せなことや嬉しいことが起こると脳がフリーズして目の前の現実を認識できなくなる、観劇に向いていなさすぎる悪い癖があるのですが、今回も思いっきりそれになってしまいました。
でも贔屓がロマンチックレビューかつダンディズムシリーズに出ていてかつキャリオカとハードボイルドでAの男だったらもう仕方なくないですか?仕方ないです。
ひと場面ずつ感想を書こうとしたのですがまとまらないので簡潔に記すと、表情が危険なほどかっこよくて、ダンスに凛とした美しさや品、時としてエネルギーがあり、見ていてときめきが止まりませんでした。
あとハードボイルドの最初下手でで夢妃杏瑠さんと組んでいるのですが、やっぱり娘役さんと組んでるときのさりおさんがあまりにもかっこよくてかっこよくて狂うかと思いました。
作品そのものの話
初日ということもありさりおさんのかっこよさにあてられて呆然としたまま終わってしまいましたが、さりおさんの持つ品や凛々しさ、美しさ、かっこよさが存分に引き出されていたと思います。
全体的に品が溢れていて、さりおさんの持ち味と噛み合っているな、とも感じました。
今後の観劇に向けて
まず芦名銅伯さんを新人公演で贔屓がやるという事実を受け止めることから始める必要がありそうです。
脳がフリーズしないように公演期間中気合い入れていこうと思います。
宙組新人公演『シャーロック・ホームズ』感想
宙組新人公演『シャーロック・ホームズ』を観劇してきました。
全体的にクオリティが高く、観ていてさわやかな気持ちになる新人公演でした。
Twitterで発信した内容と一部被るところはありますがブログとして感想を残しておこうと思います。
また本公演込みでネタバレ要素があります。ご注意ください。
全体の感想
前述のとおり主演の亜音有星さんを中心に新人公演としてのクオリティが高く、「もうひとつのシャーロック・ホームズ」として楽しめました。
また新人公演担当は中村真央先生でしたが、演出面も新人公演としてよかったと思います。最後の最後のあのくだりがなくなっていたこともあり、どこかさわやかな気持ちになる作品になっていました。
段取りの多い作品でもありましたが皆よくできていました。
ホームズ役・亜音有星さん
亜音さんのホームズは真風さんのホームズより陽属性っぽいな、と個人的には思いました。
宝塚のスターらしい華があっていい男役さんだなと思います。
またセリフが聞き取りやすく、歌もうまい!いい歌声をしているなあ……
そして星組をもっとも観るファンとしては「やっぱり挙動がどこかお姉さん(蒼舞咲歩さん)に似てる!」ということも感じました。
アイリーン役・山吹ひばりさん
夢千鳥を観ていいお芝居をする方だなと思い、その後演じてみたいお役がかもめのニーナと知りここ一番ブチ上がり、最終的にこの方目当てで今回の新人公演を観に行きました。
案の定冒頭から最後まで何もかもが刺さってしまって、助けてほしいです。
https://twitter.com/usaki_zu/status/1417439604580311040
https://twitter.com/usaki_zu/status/1417440367469686785
https://twitter.com/usaki_zu/status/1417440740175618051
残念ながら私は芝居を解像度高く語る力がないのですが、とにかくひばりちゃんのお芝居がすごく好きです。とても。こうもり新人公演のアルフレードくん刺さった人には刺さると思うんだひばりちゃんの芝居……
モリアーティ役・鷹翔千空さん
今回の公演で一番(いい意味で)予想外だったかもしれない鷹翔さんのモリアーティ。
宙組の新人公演を観るのが久しぶりゆえに「鷹翔さん=本役真風さん」のイメージが強くあり、モリアーティも真風さんぽくなるのかなあ、想像つかないなあと観る前は思っていたのですが。
幕が開いたらそこには鷹翔さんオリジナルのモリアーティがいて驚きました。芹香さんのモリアーティよりどこか蛇っぽくて得体の知れなさがあったと思います。
また場数を踏んでいることもあってか安定感も抜群でした。
その他気になった方
星組ファンとしてはオペラを上げるたびに魅力的に輝く天彩峰里さんの活躍がうれしかったです。ずっと前からいい娘役さんだったけど、さらにいい娘役さんになったと思うのです……。
優希しおんさん、有愛きいちゃんカップルもかわいかったです!
真白悠希さんのポーロックが本公演とはまた別ベクトルで夢が詰まっていました。そして上手かった!
愛海ひかるさんのヴィクトリア女王、元男役らしい存在感もありつつよかったです。
惟吹優羽さん、真名瀬みらさんなど上級生さんのお役を演じる方々の安定感がすごく、それは新人公演全体の安定感にもつながっているように感じました。
大路りせくんのレストレード警部も骨太で歌がうまく、よかったです。
まとめ
公演を通して、新人公演っていいな、宝塚っていいなという気持ちになりました。
今後は新人公演が中止になることがないよう願っています。
極美慎さんの善さについて語らせてほしい~星組公演『婆娑羅の玄孫』を観劇して
作品自体も出演者の皆さんも素晴らしく、感想を書き連ねていたのですが極美慎さんについての記述が長くなったので独立した記事にすることにしました。
「極美慎さんの善性がすごい」ということを書き連ねています。
ごく簡単な生い立ちの話
なぜ私が極美慎さんのパフォーマンスに心を打たれたか、より分かりやすくするため少しだけ生い立ちの話をします。
私はものすごく不幸というわけではないけど決して両親から愛されているとも言えない環境で育ちました。
その結果他人の優しさや温かさ、善さ信じられず、心の中には常にうっすらと「人間はみんなひどくて悪い心の持ち主なんだ」という気持ちがある人間に育ちました。もちろんこの世には善い人間もいるのですが、その善さを信じられず拒絶してしまうことが多々ありました。
人間の善さを信じる力をくれるパフォーマンス
タカラジェンヌには少なからず人間の善性、ブライトサイドを信じさせる力がある、というのが私の持論ですが、極美慎さんのパフォーマンスは特にその力が強いと思っています。
極美さんの舞台姿をみているとなぜか「人間はみんなひどいわけじゃない、優しさや温かさ、善さを持った人もいる」ということを信じるために必要な勇気や力が湧いてきます。
まだ理由をうまく説明できるほど極美さんのパフォーマンスへの理解は深まっていないけど、『霧深きエルベのほとり』新人公演をみたときからずっとそうで、優しさや温かさ、善性とそれをパフォーマンスに乗せられる芝居心を持っているからこそ私はこんなにも極美さんのパフォーマンスに心を打たれるんだと思います。
ただ人の悪い面を知らないから無邪気に善い面を信じているのではない、一度折れてしまった人間がもう一度人の善い面を信じるのに必要な勇気や力を分け与えてくれる、ひいては生きるのに必要な力をくれる、そんな存在が極美さんです。
権六という役
今回の権六というお役、極美さんにあまりにも似合いすぎていて観劇しながら終始大喜びしてしまいました。極美さんの持つ善さ、優しさ、温かさが存分に活きていたと思います。善性がパフォーマンスに乗ったときのきらめき、輝きを存分にたのしめました。
「いい奴」なんだろうなあ……町で愛されているんだろうなあ……という気持ちにさせてくれる、そんな役どころでした。本当に観てよかったです。
今後も極美さんのパフォーマンスから勇気をもらい、頑張って生きていこうと思います。
天華えまさん入門キットを考える
2021年星組ロミオとジュリエットで天華さんに落ちた人が身近に多く、これをきっかけに過去の作品をおすすめするなら何がいいか考えまとめたため、備忘録程度にここにまとめておきます。
- オンデマンドで観よう!天華さんの過去の出演作
- 円盤で観よう!天華さんの過去の出演作
- 音源で聞こう!天華さんの歌
- 再放送を待とう!過去の天華さんの新公主演作
- 今後の天華さんの予定(2021年7月16日現在)
オンデマンドで観よう!天華さんの過去の出演作
龍の宮物語(’19年星組)
少しダークな大正ロマン風の世界観で、天華さんの深いお芝居を存分に楽しめます。はじめに観るならまずはこの一本!と言えるほどおすすめです。
GOD OF STARS-食聖-(’19年星組)
天華さんが銀髪アシメヘアアイドルです。とにかくかっこいいアイドルの天華さんを楽しみたいならこの演目!お話自体もトンチキだけどたのしく、観ると元気になること間違いなしです。
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(’18年星組)
https://tv.rakuten.co.jp/content/310111/
虚淵玄さん脚本の台湾の人形劇を宝塚で舞台化した作品です。凋命(チョウメイ)というお役、ものすごく目立つというわけではないですがメチャメチャかっこいいので天華さんに興味を持ったらぜひ観ていただきたいです。
阿弖流為-ATERUI-(’17年星組)
この演目をきっかけに天華さんの存在を意識しはじめた人も多数いる(私調べ)、素晴らしい作品です。
上演されたのは少し前ですが、天華さんの役どころがよく、ビジュアルもかっこいいです。
円盤で観よう!天華さんの過去の出演作
Killer Rouge/星秀☆煌紅(アメイジングスター☆キラールージュ)(’18年星組)
前述の『Thunderbolt Fantasy』はオンデマンドで観られますが、こちらの『Killer Rouge』は未だ配信されていないようです。イケイケの天華さん、しっとりソロを歌う天華さんなど盛りだくさんです。円盤を買えばオフの姿も楽しめるのでおトクです。
眩耀の谷/Ray-星の光線-(’19年星組)
こちらもお芝居ショー共に天華さんが活躍しています。どちらも好きですが個人的にはショーで銀橋ソロがあるのが見どころだと思います。あとクリチェの熱いお芝居!あとスーツで踊る場面のシケ!
ロミオとジュリエット(’21年星組)
https://shop.tca-pictures.net/tcaonlineshop/shop/goods/?ggcd=TCAB-148
この演目をきっかけに天華さんに落ちた方も多いのではないでしょうか!?
A日程では死、B日程ではマーキューシオを演じられましたがどちらも本当に素晴らしかったです。
どこか甘い、手を伸ばしてみたくなるような死、そして心のどこかに孤独と虚しさを感じさせるマーキューシオ、どちらから観てもお楽しみいただけると思います。
音源で聞こう!天華さんの歌
天華さんの魅力の一つに「エモーショナルな歌声」があると個人的には思います。iTunesなどで絶賛音源配信中なのでとりあえず聞いて、そして買っていただきたいです。素晴らしいので……
再放送を待とう!過去の天華さんの新公主演作
THE SCARLET PIMPERNEL (’17年星組)
こちらは天華さんはもちろん、本当に座組全体が素晴らしく、もう全人類に観てほしいぐらいなのですがなかなか再放送されることがありません。みんなで再放送のリクエストを送ろう。
ANOTHER WORLD(’18年星組)
見るからに新人公演が難しそうな演目でしたが、天華さんは本公演とはまた違ったアプローチで見事に 康次郎を演じていました。
桜華に舞え(’16年星組)
初主演のこの作品のときから「お芝居がいいなあ……歌声がいいなあ……」と思わせてくれる男役さんでした。同期の綾凰華さんとのお芝居も必見です。
今後の天華さんの予定(2021年7月16日現在)
天華さんが次回舞台に立つのは2021年7月21日〜2021年7月29日、東京芸術劇場プレイハウスにて上演される『婆娑羅の玄孫』です。こちらは静の役の天華さんの良さが際立っておりとてもよかったのでチャンスがあればぜひご覧ください。
また次回大劇場は『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』に出演予定です。日本物の天華さんとロマンチック・レビューの天華さん、どちらも楽しみですね。
というわけで天華さんの出演作の中からおすすめをピックアップしてみました。ぜひご覧になってくださいね!